FT比が高い更年期の男性はウォーキングをする

更年期症状が出ている男性で、F/T比が高いと病院で診断された場合は前立腺がんや前立腺肥大に注意します。F/T比とは前立腺腫瘍マーカーの中に含まれている遊離型PSAと、タンパク質が結合した結合型PSAで、遊離型PSAの数値と全体のPSAの数値を比べた時の割合のことです。F/T比はPSA検査と一緒に前立腺がんを診断するもので、数値が高い人ほどリスクが高くなります。前立腺は男性の膀胱の出口を取り囲むように位置しており、精子の働きを活発にする前立腺液を分泌しています。よって男性ホルモンの影響を受けやすく、活性型であるジヒドロテストステロンが多すぎると悪玉男性ホルモンとなって前立腺肥大などの病気を招きます。更年期になるとホルモンバランスが乱れるので、ジヒドロテストステロンが増えて前立腺の病気になりやすいです。特に前立腺肥大は60歳以上の男性で50%が発症しています。前立腺肥大になると残尿感や尿が出にくいなどの排尿障害が出ますが、これは前立腺がんの初期症状と似ています。排尿障害を実感しても前立腺肥大だと油断すると、がんの兆候を見逃して悪化させることもあるので、更年期になったら前立腺肥大を予防しなければなりません。前立腺の健康と運動についてはたくさんの研究がある、ウォーキングは前立腺肥大や前立腺がんの予防に効果があります。ある調査では1日20分、ウォーキングをした人は運動不足の人に比べて、前立腺がんによる死亡率が少ないと分かりました。同じ姿勢を保っていると、下半身に血流が溜まりやすくなります。ウォーキングは血流を改善して自律神経の働きを調整するので、日常的に軽い運動を取り入れることで健康を維持できます。